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札所三十四番 日沢山 水潜寺 (にったくさん すいせんじ)
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【物語】
 平安時代前期、この地は雨が降らず旱魃(かんばつ)に苦しんでいた。そこへ1人の旅僧が現れ、村人に観音信仰を説き、木札に「樹甘露法雨」と墨書して立てた。すると、瞬く間に雨雲が空を覆い尽くし雨を降らせたという。その地、札を建てた所が札立峠、祈った所が水潜寺の始まりである。

【記事】
 本堂までの参道には、三十三観音石像が両側にずらりと並んでいる。また西国、坂東、秩父の百霊場の砂を1ヵ所に集めた場所に足型があり、この上から拝むと、改めて百霊場の功徳が得られるという。

【ひと言】
 ここ水潜寺で、秩父札所三十四ヵ所の巡礼も、ひとまず完了を迎える。数々の難所を歩きつくし、全ての札所を巡礼した経験は、必ずや巡礼者各自の心の強さとなり、より良い方向へ導いてくれることだろう。この思いを1人でも多くの人々と分ち合うことが出来れば、これ幸いである。

【御詠歌】
萬代の願ひをここに納めおく     
   苔の下より出づる水かな

【所在地】
〒369‐1625
埼玉県秩父郡皆野町日野沢3522

【電話番号】
0494‐62‐3999

  Photo/本堂
結願の巡礼者を迎える
本 堂

Photo/三十三観音
参道に並ぶ三十三観音

   
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