タイトル Jump to Canon-Elec.

札所三十三番 延命山 菊水寺 (えんめいさん きくすいじ)
Space    

【物語】
 昔々、本寺の近くの峠に8人の盗賊が住みつき、悪事を繰り返していた。そのため、8人峠と呼ばれ村人や通行人から恐れられていた。  
 ある日、そこへ旅の僧が通りかかった。盗賊達はいつものように僧が身に付けている物を剥ぎ取ろうとした。ところが、僧が手に印を結んだ途端、金縛りにあったかのごとく全く身動き出来なくなってしまった。  
 そして「盗みの罪はきわめて重いが、今ここに心を改めるなら仏の慈悲が下されよう。」という僧の戒めに、8人の盗賊は許しを請い、僧から与えられた3つの観音像を安置し、仏道に励んだ。

【記事】
 本堂の前には、埼玉県最古の句碑である松尾芭蕉の句碑があり、菊塚「寒菊や粉糠のかかる臼の端」と記されている。

【ひと言】
 本堂では礼拝者への飴のサービス・お接待があったりと、心暖かく巡拝者を迎えてくれる。その細やかな心配りに、また、観音様の心を垣間見た気がする。

【御詠歌】
春や夏冬もさかりの菊水寺
   秋のながめに送る年月

【所在地】
〒369‐1503
埼玉県秩父郡吉田町桜井1104

【電話番号】
0494‐77‐0233

  Photo/本堂 本 堂

Photo/子返しの額
奉納された「子返しの額」

   
    テキスト一覧 | 画像付き一覧