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札所三十一番 鷲窟山 観音院 (しゅうくつさん かんのんいん)
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【物語】
 鎌倉時代の初期、畠山重忠がこの地に狩りにやってきた。鷲の巣を見つけたので矢を射ってみたが、どうしたことか、何度射っても全て跳ね返されてしまう。不思議に思った重忠が、巣を降ろしてみると、平安時代将門の乱で所在不明になっていた聖観音像がそこにあった。その後重忠はここに堂を建て、聖観音を安置したという。

【記事】
 観音堂の左手には「聖浄の滝」、滝の左側の岩肌には弘法大師が一夜にして彫りあげたと伝えられる「爪彫り千体仏」がある。又、境内・東・西の奥の院には、88体の弘法大師像を含む190体の石仏が安置されている。

【ひと言】
 岩肌に打込まれた鎖を使わないと、登れないような所に石仏がある。胎内くぐり岩の岩穴をくぐりぬける途中には、子育観音があり、ちょっとした冒険を体験するのも、たまには良いものである。

【御詠歌】
深山路をかき分け尋ね行きみれば      
   鷲の岩谷にひびく滝つ瀬

【所在地】
〒368‐0111
埼玉県秩父郡小鹿野町飯田観音2211

【電話番号】
0494‐75‐3300

  Photo/観音堂
巨大な岩を背負うように建つ
観音堂

Photo/石仏
岩窟に並べられている
石仏

   
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