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札所二十三番 松風山 音楽寺 (しょうふうさん おんがくじ)
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【物語】
 天長年間(824〜834)、慈覚大師が巡行した際この地で聖観音を刻んだ。安置する場所を探し山道を行くと、多数の小男鹿(牡鹿)が道案内をした、という伝説がある。

【記事】
 観音堂の脇にある梵鐘(ぼんしょう)、秩父札所随一の音色として有名である。  鐘身には、人間の持つ108つの煩悩を表した乳頭(丸い突起)と、聖観音、不空羂索観音(ふくうけんじゃくかんのん)、十一面観音、如意輪観音、千手観音、馬頭観音の六観音が鋳込まれている。  
 境内には、秩父困民党無名戦士の碑もあり、日本近代史の始まりを偲ばせてくれる。

【ひと言】
 音楽寺という近代的な寺の名は、松の梢を吹く風の音から生まれたそうである。  
 近年は、音楽に関する願い事をかなえてくれる寺として、新人歌手や、スター歌手が、ヒットが出るようにと祈願に来ることで知られている。

【御詠歌】
音楽のみ声なりけり小鹿坂の      
   調べにかよう峰の松風

【所在地】
〒368‐0056
埼玉県秩父市大字寺尾3773

【電話番号】
0494‐25‐3018

  Photo/本堂
本 堂

Photo/十三権者
小鹿坂峠の十三権者

   
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