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【物語】
観音寺は、「矢之堂」とよばれている。それには、いくつかの由来話がある。
その昔、行基菩薩がこの地を訪れ、ここ八幡の社地に「聖観音」の像を刻み、祀ろうとした。これを伝え聞いた所の悪鬼共が、観音像の開眼の日に火の雨を降らせて妨害した。その時、白馬にまたがった八幡神が現れ神矢を放ち悪鬼を打ち払ったという。
今も、「矢の根」が寺宝とされている。
【記事】
観音寺は、火難に対して霊験あるところから「火除けの観音様」とも呼ばれている。
街道沿いには芭蕉の句碑、宝篋印塔(ほうきょういんとう)、百万遍唱念搭、弁財天の石塔、地芝居役者の供養碑など、見るべきものがたくさんある。
【ひと言】
寺の背後には長尾根丘陵が続く。風光明媚な武甲山の山脈を眺める事ができる。
毎年四月十八日は、各札所ともに縁日で賑わうが、ここは八幡宮のお祭りも兼ね、聖観音の守護神八幡大菩薩に祈願する催しも併せて行われる。
【御詠歌】
梓弓いる矢の堂に詣で来て
願ひし法にあたる嬉しさ
【所在地】
〒368‐0056
埼玉県秩父市大字寺尾2354
【電話番号】
0494‐24‐7263
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