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【物語】
昔々、甲斐(現在の山梨)の商人がこの地で山賊に襲われた。商人は「もうこれまでと」肌に付けていたお守り袋から観音像を取り出し一心に「南無観世音」と唱えると、不思議にも観音像から光が射し山賊は恐れをなし退散した。山賊の頭目は商人に今までの悪事をわび、心を入れ替えて出家した。
修行を続ける山賊に心を打たれた商人がこの地に御堂を建立して観音様を安置したのが、野坂寺のはじまりだといわれている。
【記事】
毎年8月16日の夜に行われる盆送りは境内(けいだい)に灯篭(とうろう)供養搭が組み立てられ、1200個の灯篭が高さ16mに積み上げられる。これに灯がともり精霊
送りが夜半まで続けられる。夏の夜の風物詩になっている。
【ひと言】
十二番への巡礼道の途中にある羊山公園は丘陵上の公園で桜の名所である。 約1000本の染井吉野(そめいよしの)や八重桜が咲き乱れる。公園からは、秩父市街が一望できすばらしい景色である。
【御詠歌】
老いの身に苦しきものは野坂寺
いま思い知れ 後の世の道
【所在地】
〒368‐0033
埼玉県秩父市野坂町2‐12‐25
【電話番号】
0494‐22‐1608
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